Arc's Pinup Studio

主に趣味のCGに関するいろいろ。

R11がやってきた。

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Cinema4Dの最新版であるR11が今週届きました。
早速、もっとも期待していたAdvanced Renderを試してみたところ、GIに関する機能が大幅に改良されていました。
今のところ把握できている改良内容は下記のとおりです。

■アーティファクトの大幅な改善
GIの計算精度をかなり落としても目立ったアーティファクトはほとんど出ません。というか私には見つけられませんでした。今までのGIと比較するとこれは画期的な進歩です。

■GIパラメータのブラッシュアップ
R10までは「最低解像度」「最高解像度」「サンプル数」などの数値について最適値が把握しづらかったのですが、R11は「ストカティックサンプル」「記録密度」「補間方式」等それぞれのパラメータを低・中・高等段階的に設定できるように改良されました(数値を設定することも可能)。これで抽象的な数値を試行錯誤して探す煩わしさから開放されます。
# しかし、リファレンスマニュアルがない現時点では個々のパラメータの意味が把握できないのが辛いところです。

■レンダリング設定の多様化
GIの品質を調節するパラメータが増えたため、テストレンダリングの時は速度優先、最終レンダリングの時は品質優先、というようなメリハリを従来より設定しやすくなりました。試行錯誤段階でレンダリング時間を短縮したい場合には非常に有効です。

■サンプルポイントの計算方法の改善
スレッド数に応じて画面を縦分割して上から無条件に計算していく従来の方法から、画面の密度に応じてエリアで計算していく今風の方法に変わりました。これによって画面の密度が粗い部分の計算が速く終わり、密度の高い部分にスレッドを集中させることができるため、従来に比べてサンプリングポイントの計算が速く終了します。

【R10とR11でのレンダリング速度の比較】
バージョンアップによってどれだけレンダリングが早くなるのか試そうと思ったのですが、R11ではGIのパラメータが大幅に変更されていて、R10のファイルを読み込んでもR11と対応しないパラメータについてはデフォルト(中間くらいのレンダリング品質)の設定値に置き換えられてしまうため、比較しても意味がないようです。
すなわち、R11のデフォルトの設定と比較して
・ 低いパラメータ設定のR10ファイル→R11だとレンダリング時間が遅くなる
・ 高いパラメータ設定のR10ファイル→R11だとレンダリング時間が早くなる
となるようです。


因みに下の画はR11でレンダリングしたものですが、上であれこれ偉そうなことを書いた割にはレンダラーのバージョンアップを微塵も感じさせない仕上がりになっております。
…いや、本当はGIの「セカンダリ強度」とか「細部強調」とかのオプションのおかげで細かいところが微妙によくなっているんですよ。よくはなっているのですが、この画のレベルではそれ以前のお話だというだけで。

笑顔研究中。

いいんです、まだいろいろ研究中だから。そのうち本気出します。

2 Comments

こんにちは。Cinema4Dの最新版の導入ですか。
楽しそうですね。
込み入った内容は、わかりませんが、かなり良くなってるようで。
アークさんのお好きな「片手あげポーズ」のおねーちゃんの画も
よーーーく見れば・・・違いが解かりませんでした(笑)
むむむ・・習作でもこのレベルならば、本気を出した時には
どんな画になるか。恐るべしです・・
はる | 2008.10.05 | URL | #- [edit]
はるさんコメントありがとうございます。
そうなんです、私も具体的なことはよく分からないのですが
とにかくとても楽しいです。

せっかく違いを探していただいたのに
今までの画と全然違ってなくてスイマセン。
何といいますか、全体的に細かい部分がこうキュッと
締まった気がしていたのですが、今見たらそうでもなかったです。
気のせいでした、本当にスイマセン(笑)

そのうち本気出す、というのはいわゆるモラトリアムとか
ピーターパンシンドロームみたいなもので、
こういうことをいうようなやつが本気を出したのを見たことがありません(笑)
アーク | 2008.10.05 | URL | #z5Sx.IBY [edit]

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