Arc's Pinup Studio

主に趣味のCGに関するいろいろ。

InterPoserに関する私的覚書き。

今までCinema4Dを他のPoserユーザに薦められなかった最大の原因は「Poserデータを最新のCinema4Dにインポートするフリーウェアのプラグインが存在しない」という事でした。しかし、kuroyume氏によって開発されたプラグイン「interePoser」によって、ようやくその問題が解決されそうです。interePoserはフリーウェアではありませんが、そのデモバージョンは非商用であればPoserのシーンファイルと8フレームまでのアニメーションを使用期限なしにCinema4D8.2以降へインポートすることが出来ます。さらに、WindowsとMacOSの両方がサポートされています。

プラグインに関する詳しい内容はkuroyume氏のウェブサイト及びPDFマニュアルに記述されていますので、そちらをご覧いただくとして、簡単な使用方法を私が忘れない程度に書いておきますので、興味のある方はご覧下さい。なお、記述内容は実際に作業することによって検証したつもりですが、不備や間違いがあるかもしれません。また、ライセンス関係を充分に調べきれていない場合もありますので、kuroyume氏のウェブサイト及びinterPoserのマニュアルをご確認いただいた上で、導入される場合は自己責任にてお願い致します。

1. プラグインをインストールする。
kuroyume氏のウェブサイトのメニューから"interPoser"→"Limited Edition"と進み、ページの下方からデモバージョンをダウンロードします。アーカイブは下記の構造になっています。
20050211111135.jpg

フォルダ"KuroyumeDZ"より下("interPoser Ltd"より下でも問題ありませんでしたが)のデータ構成を維持した状態で、Cinema4DのPluginsフォルダにコピーします。

2. Poserでシーンを作成し、保存する。
20050208225324.jpg

因みに、Victoria3やAiko3のようなポリゴンの多いオブジェクトでも問題ありませんでした(笑)

3. シーンをWavefrontOBJ形式で出力する。
20050208225339.jpg


出力するオブジェクトを選択するダイアログが表示されますので、必要なオブジェクトを選択します。
20050208225348.jpg


出力オプションはデフォルトのままです。
20050208225355.jpg

"OK"ボタンを押すと「名前を付けて保存」のダイアログが表示されます。この時に、シーンファイル名がabc.pz3だとするとabc.objと同じファイル名を付けておくと、C4D側でマテリアルファイルを指定する手間が省けます。
OBJファイルが出力できたら、Poserを終了してCinema4Dを起動します(メモリに余裕のある方はPoserを終了する必要はありません)。

4. 「プラグイン」メニューからinterePoserを選択する。
20050208225400.jpg

選択すると、interePoserのダイアログが表示されます。
20050208225405.jpg

もっと小さなダイアログで起動する場合もありますが、ウィンドウサイズを変更することが出来ますので、見づらい場合はマウスで広げてください。

5. シーンを読み込む。
"File"左側の三角をクリックすると、ファイル関係のボタンが現れますので、"Load Scene Object/Anim..."をクリックします。
20050208225411.jpg


ファイル読み込みのオプションを指定するダイアログが表示されます。
20050208225417.jpg

"Apply Materials from Scene File ..."をチェックすると、OBJファイルと同じ名前のシーンファイルからマテリアルの設定を読み込みます。
"Merge with Active Document"をチェックすると、現在アクティブなウィンドウにシーンを読み込みます。このチェックを外した場合は、オブジェクトは新規に作成されたC4Dファイルに読み込まれます。状況に応じてオプションを選択したら、OKボタンを押します。

6. Runtimeフォルダを指定する。
Poserで使用しているRuntimeフォルダを指定して、OKボタンを押します。
20050208225423.jpg


プラグインがファイルを読み込みます。が、読み込み終わってもオブジェクトが現れません。
20050208225430.jpg

これは、Poserが出力するOBJファイルが一般的な3Dソフトに比べて非常に小さいためです。読み込んだオブジェクトグループを選択した状態でスケールを500倍に拡大します。
20050208225438.jpg

現れました。
20050208225444.jpg

あとはほかのオブジェクトと同じように扱うことが出来ます。
20050211000351.jpg


interPoserにはこの他にも既存のオブジェクトにPoserのMATファイルを適用させる機能などがあるようです。RenderosityのCinema4Dフォーラムで"interPoser"を検索すると、さらにいろいろな情報を得られると思います。
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